白内障とは
白内障とは、目のレンズである水晶体が、白く濁る病気です。
原因の多くは加齢で、黒目が白く見える、目がかすむ、老眼鏡かけても細かな文字が見えづらいなどの症状があらわれます。
加齢以外にも、緑内障や網膜剥離の手術を受けた場合、糖尿病、アトピー性皮膚炎、外傷などによっても起こります。
白内障は、早期発見が大切です。
検査
加齢性白内障の初期は、ほとんど自覚症状がありません。
検査により、白内障の進行程度は把握できます。
白内障は、目薬を1日3~4回点眼することで進行を遅らせることができます。
定期的に眼科の定期検診などで早期発見に努めましょう。
白内障手術は、日帰りで行える手術です。
こんな時は手術を考えましょう
- 視力が低下して、仕事に支障がある
- 外では眩しくて、極端に見えづらい
- 視力が0.7以下になって、運転免許の更新ができない
手術
白内障は一度発症すると、進行を遅らせることはできますが、完全に治すことはできません。
ある程度、白内障が進行した場合は、手術が必要です。
白内障手術は、濁った水晶体を超音波で取り除き、人工の水晶体である眼内レンズを挿入する手術です。手術時間は10分程度で日帰り手術で行えます。
また、一度挿入した眼内レンズは取り替える必要はありません。